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平成2年(1990年)±2〜3年の頃(マルチメディア黎明期)の実践録です

MS-DOS時代に取り組んだ「プレゼンテーションツールとしてのパソコン活用」、その一試み

 以下は、メロディーに使える音源はbepp音のみ、使える色数は8色どまり、ストーリー仕立はMS-DOSのバッチファイルで・・・
という具合に、出来てあたりまえの願い一つ一つに大きな壁が立ちはだかっていた、まさにマルチメディアも黎明期の時代に、
生徒たちの表現ツールとしてのパソコン活用を試みた当時のドキュメントです。
  
 まず、はじめに当時の生徒作品のビデオクリップをご紹介します。次のキャラクタ(ブチ君)をクリックして下さい。
  
 ビデオクリップの様子いかがでしたか。あの当時、ワープロ、表計算、お絵かきといったソフトの類型はありましたが、
「プレゼンテーション」はまだまだこれからといったところでした。

  懐かしく感じる方々よりも、信じられない!忘れてしまったという方々の方が多いかもしれませんね。

 そして当時の教え子達も今や中学を卒業してかれこれ十余年でもう立派な社会人。この頃の出会いを糧の一つにして励
んでいる卒業生の皆さんにとっては貴重なドキュメントだろうと思い、眠っていた懐かしの資料を並べてみた次第です。

                                                2004年1月13日


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標題:コンピュータ部ができました。
# 580 (346 bytes)
Date 1990/4/13, Time 21:5:58
From おおそね
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母体は,科学部です。 昨年は,科学部として教材作りやFVシリーズ
を作ってきました。
科学部の呼称を変えただけ では ありますけど
              一応,念願のコンピュータ部誕生でした。
「マイコン」部や「パソコン」部じゃなく「コンピュータ」部です。
多賀城市立第二中学校コンピュータ部を,みなさんもよろしくね。

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 これは、AYUMI−NETというとてもローカルなパソコン通信ネットに投稿した当時のメッセージ
ログです。
 
 平成2年度に入部した生徒数は、70名を越えるなど(全校生徒数は900名ほど)、思わぬ苦労もあ
りましたが、グループ毎に、FANTAVISONやSuperKid98、KiT、BASICなどそれぞれの生徒達にあったツール
を駆使して、皆よく作品制作に取り組んだなと思います。

 そして、1990年第3回NECパソコンアート大賞に出品したのが「ブチ君の史跡めぐり」でした。


 ブチ君が動き回るアニメ部分はFANTAVISONという市販ソフトでしたが、BGMの曲作りは「BPLAY」、テロ
ップ(漢字出力)は「DFONT」などという具合に、パソコン通信PC-VAN上で出会ったツールや、ノウハウを
次々と伝授・駆使しての生徒共同作品でした。

 仲良く個性を発揮しあい、連携しあっての作品づくりが、全国規模のコンクールで認められたことが大
いに励みとなって、次第にその後の部活動全体も軌道に乗りだしたように思います。


こちらが舞浜の表彰式会場でした

表彰式の会場正面のスクリーンに

大きく映し出された際の様子を10数秒のビデオクリップにしてみました。

写真をクリックしてご覧下さい。






 こちらは翌年の河北新報1991年(平成3年)7月28日(日)掲載の記事です。

 さらに翌年は「多賀城の歴史」というアニメ作品でパソコンアート大賞「佳作」受賞と、
単に運が良かっただけのことですが、
平成2年から3年連続して、夏休みに生徒を引率して東京(浦安)の表彰式会場に足を運ぶことができました。


1992年「多賀城の歴史」オープニング画面


 平成2年当時の制作環境を振り返ってみると、

以上のように、画面に使える色数は8色止まり、BGMに使える音源はビープ(ブザー)音のみ、
ストーリー仕立ては、MS-DOSのバッチファイルで、
ハードディスクはもちろん無し
・・・
などという振り返れば貧弱ともいえる環境の中でしたが、
生徒達と共に精一杯の制作活動を体験できたことは、
我が教職実践の中でも、後にも先にもない教職冥利を味わえた一時だったように思います。



ネットワーク上でツールやノウハウ、そして感動を共有しあった多くの仲間たち、
夢を拓く表現活動を共に歩んでくれた数多くの教え子諸君には
この場をお借りして御礼申し上げます。




ブチ君です。

 






2003/1/25 〜

最終更新日 : 2009/01/18

ブチ君のScreen Copy と、ビデオクリップを追加しました

15年前の動作環境を確保するのに一苦労の今日この頃です(o^∇^o)ノ


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